さらすば亭日記@GTMの音楽工房

GTMの音楽と作曲とたのしい日常

自我が消えた時にだけ、最善の音楽を、らくに具現化する事ができる

こんにちは。作曲家・サウンドクリエイターのGTMです。

 

今日は、「自我が消えた時にだけ、最善の音楽を、らくに具現化できる」という事に、気づいた話を書きます。

 

これは音楽だけでなく、すべての物事に共通する事でもあると思います。

自我が消えた時にだけ、願望や想像を、具現化することが可能になる、という事です。



私は作曲の仕事をするためにも、毎朝ピアノの練習をしています。先日、いつも通りピアノの練習をしている時に、突然、自我が消えた時に、簡単に思いのままに演奏ができる事が、体感でわかりました。

 

自我が消えた時、自分という存在が消えます。音楽に集中し、音楽と一つになれた時、自分という存在が消えます。つまり、自我が消えた状態になります。

 

自我が消えると、瞬間的に心にともった情熱のようなエネルギーが、そのまま身体を動かし、指を動かし、生き生きと音として表現されていきます。

難しいパッセージであっても、まったく苦労する事無く、自然に指が動いて、弾けてしまうのです。

そのような状態になれば、心に思った純粋な形が、素直に、しかもらくに、この3次元の空間に具現化されていきます。

 

そして、らくでとても楽しいのです。

 

自我が消えて、音楽と一つになったときは、完全にこの宇宙の流れと、調和している状態になります。だから気分も良く、すべてが実現できる状態になるのです。

自分の持っている能力は自然に発揮されます。

 

私は、ピアノの練習からこれらの体験をして、自我を手放す事が、どれほど大切なのかを思い知りました。



自我とは、「自分はこういうものだ」という観念です。

 

自我とは、

  • 上手くなりたい、上手く弾きたいという欲
  • 他者にうまく聴かせたいという自己顕示欲
  • 自分の音楽は誰の音楽よりも優れているという優越感
  • ドレミファソラシドという言葉や思考にとらわれ、思考を使って弾く事
  • 楽譜の言葉や記号から、思考を働かせて弾く事(指のタッチの事や、強弱の事など)

 

これらは、すべて自我です。

その事に気づきました。

 

これらは、一見すると、とても大切な事であるように、世間一般的には考えられているように思うのですが、すべて自我です。つまりエゴです。

 

私もこれらの欲や意識をして、音楽を演奏することが、良い事だと思ってきました。

 

それが、間違いだったとはっきり気付きました。

 

これらの自我は、すべて手放したほうが、らくに上手くいくのです。

 

自我がすべて消え、自分という存在が消えて、音楽と一つになったとき、すべての自分の能力が解放されます。魔法のようなことが起こります。

 

心に思い描いた未来の予感を、自由に表現することが出来ます

技術的な事、論理的な事は、全く思考する必要は無く、むしろ思考は自由な表現を閉ざすものになります。

 

自我が消え、音の流れと一つになったときは、喜びや、楽しさや、優しさを感じ、とても心地よい気分になります。

私は今日の練習でも、自我が消えて音楽と一つになれた時、ハートのチャクラが開いて振動するのを感じました。体がなぜかとても温かくなります。

 

この状態になったときは、自我からの表現では無く、魂からの純粋な、愛と喜びのエネルギーを使った表現になります。

 

自我が全て消えた、この純粋な表現だけが、他者に光をもたらすことができると、私は思っています。これに対して、自我からの表現は、他者に光を与える事は、決してできません。

 

「こう見せたい」「上手く見せたい」「他者に光を与えたい」などという思考は、すべて自我です。自我が働いている限り、純粋な音楽にはなり得ません。

 

私はこのことを、心から感じ、理解しました。

 

私は、幼少からこれまでの音楽人生の中で、舞台に立つ時、作曲する時、自我をたくさん持って、音楽を表現していました。それは間違いだったと気付きました。

 

だから、いつまでも越えられない壁が、常にあったように思います。



自我が消えた時、宇宙の流れと一つになります。自分で何とかしようとあらがう事無く、すべてをゆだねた状態になれた時、自然に指が動き、自然に願った音が、立ち現れてきます。難しいパッセージであっても、自然に弾けてしまいます。

 

もちろん、前提として、3次元的な、地道な練習は積む必要がありますが。

 

自我を手放した時、自分の本当の輝きが出て来るという事は、どんなことにも当てはまると思います。

自我を手放した時、願いは叶います。

自我を手放した時、最高の音楽を作り、演奏することが出来ます。

自我を手放した時、宇宙と一つになり、穏やかで落ち着いた楽しい心で居る事ができます。

 

自我は、生きている限り、決して無くなる事はありません。ずっと自分にくっついて来るのが自我です。ただ、音楽をしている時や、何かに夢中になっている時、一時的に消す事は出来ます。その感覚を大切にすると、もっと豊かな感覚が、戻ってくるように思います。

 





さいごに

そんなわけで、少し理解しづらかったかも知れませんが、自我についての気づきを、ここにシェアさせていただきました。

 

何かを叶えたいとき、自我は、邪魔をしてきたりします。

 

「自分の自我は、今何を考えているのだろうか?」と、自分自身に問いかけてみると、何か問題だと感じている事の解決の糸口が、見えて来るのではないかと思います。

 

最後までおよみくださり、ほんとうにありがとうございます!!

皆さまに幸せあれ!!

 

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