さらすば亭日記@GTMの音楽工房

GTMの音楽と作曲とたのしい日常

今に居る事の大切さについて考えた事

こんにちは。作曲家・サウンドクリエイターのGTMです。

 

最近、根を詰めて作曲をしていたため、記事の更新が滞っておりました。

 

きのう「今に居る事の大切さ」を改めて強烈に感じる経験をしたので、その気づきを、ここにシェアさせていただきたいと思います。

 

1「今ここ」に居られれば、不足なものは何もなく、すべてが満ちている。

 

日常生活をしていると、思考が激しく動き続けます。

 

きのう私は、仕事をひと段落つけた所で、近所のスーパーへ買い出しに出かけました。

 

「今ここに居る事」が、最近できていないなと、ふと強く思って、いつもは時間に追われるようにさっさと歩く所を、わざとのんびり歩きました。時間を気にせず、ゆっくり、まわりの草木や空を眺めながら、意識的に空気を吸いながら。

 

お店に入っても、のんびり商品を見ました。

のんびりお茶のコーナーを眺めていたら、知らないご婦人に話しかけられました。

たわいない世間話を二言三言話しました。敬語で話しかけられなかったので、私も敬語では無く普通に子どもみたいに会話しました。

いつもの私なら、敬語で、さっさと急ぎながら受け応えますが、きのうはそうしないほうが、上手くいく気がしたのです。

 

知らないご婦人のエネルギーと自然に同調してみました。それはとても心地よかったです。

 

帰り道、青空を眺めていたら、雲が浮かんで、なぜか涙が出てきました。赤とんぼも飛んで、土のにおいがして、なぜかとても懐かしくて、美しくて、豊かであるという感情が、心になだれ込んできたのです。

 

これが「今ここに居る事」の大切さなのだと、その時体感でわかりました。

 

今ここに居るときは、周囲のエネルギーと一体化して、苦しみや哀しみが消えています。ただ、温かさと優しさだけに包まれていることが感じられます。

 

地球、植物、街の人々、すべては、今この瞬間に命を輝かせています。その姿を見る事が出来たら、もっと自分の心は純粋で、強くしなやかなものになると、わかりました。

 



2「今ここ」に居る事は、9歳くらいまでの子どもの頃は、日常で普通にできていた。

「今ここ」に居る事は、9歳くらいまでは、普通にできていました。

それを、思い出しました。

 

雲をずーっと眺めているだけで、何もしなくても心地よく過ごせていました。

田んぼの黄金色の稲が風に揺れる様子も、夏の空気も、記憶に鮮やかに残っています。

飛行機雲をずっと眺めたり、水たまりに落ちる雨のしずくを見たり。

 

今ここに居られる時は、地球の様々なものの本来の姿が、ありありと見えているのです。

 

そして、その状態でいるとき、不安や恐れは消えていて、ただ楽しさや喜びや穏やかさを感じています。

 

これは、思考を止める事で、実現できます

「今ここに居る」状態になるには、思考を止める必要があるのです。

 

思考することが良い事のように教えられ、ぼーっとすることがいけない事のように、なんとなく教えられて来て、それが私の体に染み付いていました。

 

「ぼーっとする事」とは、「思考を一時的に止める事」です。

 

お釈迦さまも、たくさん瞑想をして悟りました。

 

瞑想とは、思考を一時的に止める事です。

ぼーっとする事とは、瞑想であり、思考を一時的に止める事なのです。

これが、「今ここに生きている」状態です。

 

「今ここに居る」と、風を感じ、においを感じ、音を聴き、地球や宇宙のすべてのエネルギーに包まれていることを感じています。

 

この状態は、愛と喜びに包まれている状態です。批判的な思考も無く、怒りも恐れも不安も無く、ただ平安や喜びや豊かさだけを感じている状態です。つまりとてもしあわせな気分で居られます。

 

すべての人々が、毎日このような境地で暮らせば、とてもとてもしあわせな世の中が営まれると私はおもうのです。

 

きっとお釈迦様がみんなに言いたかったことはこの事だと感じました。



3大人になったら思考優位になり過ぎて、今ここに居られない

昨今は、スマホやネットの普及により、四六時中思考が回り続け、もっと今ここに居られていない

よって欠乏感、不安、ネガティブな感情に苛まれている

 

子どもの頃は、簡単に「今ここ」に居られたのに、10歳を過ぎ、やがて大人になった頃には、思考優位になり過ぎて、「今ここに生きている」状態に、私はまったくなっていませんでした。

思考が止められないのです。いつも時間に追われ、やる事に追われていました。「ぼーっとする事」などは、怠惰なことだと思い込まされていました。常に行動し、働きまわっている感じです。

 

昨今では、スマホやネットの普及で、さらに思考が回り続ける傾向にあると私は感じています。「今ここ」に居る事が、とてもできにくくなっている状態だと思います。

 

「今ここ」に居なければ、絶えず、外界の情報や状況に、心を揺れ動かされる状態になっています。自分のコントロールは効かず、心は、常に外側の状況に支配されている状態です。

 

不安や恐怖を植え付けて、商品を売るマーケティング手法は、ずいぶん昔から常態化している事です。つまり、資本主義社会に生きていれば、外側からの情報から、簡単に不安や恐怖を引き出されていきます。

不安や恐怖が引き出されれば、怒りが生まれます。執着も生まれます。そしてネガティブな感情がネガティブな状況を作り出し、ネガティブなものが連鎖してしまいます。

これでは、どんな人も、しあわせな状態ではないのです。

 

だからこそ、「今ここに居る事」を意識する事が大切なのです。それを、お釈迦さまもみんなに伝えたかったのです。



4今ここに居る事が、常に継続できれば、すべてが満ち足りた、愛と光と幸せの中に生きる事が出来る。そうすれば、願望だって叶うし、自分も世界も輝かせることができる存在になれる。

 

「今ここに居る」状態で生きていたら、それは、とても素晴らしい世界を生きる事になります。

外側の状況や情報に、心を振り回されることが無くなります。

いつも穏やかで喜びや豊かさを感じながら、生きる事が出来ます。

このような、落ち着いてリラックスした心で居れば、素晴らしいアイデアも浮かびます。

豊かな音楽も作れます。

そしてますます、楽しい事やうれしい事、しあわせだと感じる状況に包まれていきます。

 

願望も叶っていきます。自分も世界も、輝かせることが出来る存在に、誰もがなれると私はおもいます。

 

子どもの頃は、何も無くてもしあわせでした。お金が無くても、地位や名誉が無くても、周りからの評価が無くても、今に生きられていたので、不安はまったく無く、ただ地球の優しいエネルギーの中で多くの生物と一緒に生きていることを感じ、穏やかな気分で居ました。

 

小さな子どもはみんな無邪気です。純粋です。私たち大人も、生まれてすぐの頃は、みんな無邪気で純粋で、今に生きていました。

 

「今ここに居る事」は、とても簡単で、昔の自分を思い出せば良いだけなのです。

 



5「今ここに居る」ことを習慣化する

 

たのしく生きるためには、「今ここに居る」という事を、心がければ良いのです。

 

私たちは、日々、生活のためにすることがあります。仕事だったり、家事だったり、その他色々のことだったり。その生活の中に在っても、常に「今ここに居る」かどうかを、自分自身でチェックしてみるのです。

そのようにして、日常生活が瞑想になれば、とても素晴らしい状態になれると思います。

 

感覚や心を全開にして、「今ここに居る事」が出来れば、仕事も、家事も、その他すべても、とてもらくに、最善の方向へ進める事ができます。

 

何かを計画したり、アイデアを出す時、つまり思考する時でさえ、「今ここに居る」状態ですれば、とても良い案が生まれます。

 

今ここに居るのは、単純にとても楽しい事なのです。

楽しい事をし続けていれば、常に「今ここに居る」状態にいられることでもあります。

 



さいごに

「今この瞬間を味わい、楽しむ事」

 

それが重要で、

 

それが喜びや安心の中に生きるために、必要な事だと私は思います。

 

 

今日は、「今ここに居る事」が、どれほど大切なのかに気づいた、という事について、ここにシェアさせていただきました。

 

 

皆さまは、秋の日々をどのようにたのしんでいらっしゃいますか。

 

最後までおよみくださり、ほんとうにありがとうございます!!

皆さまに幸せあれ!!

 

 

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