次に発売予定の楽曲を、現在制作中です

こんにちは。作曲家・サウンドクリエイターのＧＴＭです。

今回の記事では、次に「さらすば亭」から発売予定の、現在制作中の楽曲について、ご紹介します。

2年前に作ってまだ完成させていなかった曲を、現在作っているところです。

完成でき次第、「さらすば亭」で発売しようと思っています。

2年前より、持っている音源が充実しているので、新しい音源に差し替えたり、それに伴って、音を足したりしています。

現在制作している楽曲は、和楽器（箏、尺八、締太鼓）が中心の、小編成のオーケストラ曲です。

明るく楽しく軽やかな雰囲気の音楽です。

編曲は出来上がっていて、もう音を足す必要は無いのですが、「遊び心」を加える感じで、少し華やかさを足すことにしました。

楽曲を使ってくださる方に喜んでいただける気がしたので、少しだけ「遊び」の要素を入れます。

楽曲の第2場面の頭の拍に、特殊効果音のような、ノイズの音を足しました。

シューっという音が鳴って、全体の雰囲気を盛り上げます。

波形を逆再生させた音を重ねて、華やかなアクセントにしました。

他にも、シンセサイザーをいくつか足して、きらきらさせたり、少し豪華な響きにしたりしています。

シンセサイザーをまったく使わず、特殊効果音もまったく使わずに、良い楽曲を作る事は充分できます。

しかしそこに、少し「遊び心」を入れて、自由に飾っても、きれいで面白いものができます。伝統的な日本の文化は、「遊び心」を取り入れるのがとても上手でした。その心にならって、楽しい要素を、楽曲に取り込んでいます。

こんな風に、今回の楽曲も、音で色々遊んでいます。波形を途中から再生させ、良く響くように音を加工する、といったこともしています。

これらの工夫は、楽曲を再生して聴けば、一瞬で過ぎ去る出来事です。

でもその一瞬のために、いろいろ楽しんでいただけるような、そして私自身も楽しめるような趣向を凝らしています。

音楽は、簡単にできるようで、実は本当に手間がかかります。

私は、子どもの頃から音楽を学び続けてきて、音楽は一朝一夕でできるものでは無いという事、素晴らしい演奏や素晴らしい楽曲を作るために、とてつもなく多くの修練と時間を必要とする、という事を実感してきました。

これまでに学んだ技術や知識を使って、丁寧に音楽を制作することを心掛けています。

一つの楽曲に、良い想いを込めたい、明るい純粋な想いを込めたい、と思って、私はずっと音楽を作っています。

そうしてできた音楽こそが、自分も聴いてくださる方も、幸せにできるのではないか、と私は信じています。

楽曲全体が、明るく楽しい雰囲気になってきて、制作しながら、とてもわくわくしています。

完成まではまだ時間がかかりそうですが、この音楽を使ってくださる皆様の笑顔を思い浮かべつつ、私自身も大いに楽しみつつ、大切に作り上げたいと思っています。