こんにちは。作曲家・サウンドクリエイターのGTMです。
「感じる感覚を大切にすると、豊かな日々につながる」という事を最近感じました。その体験をこの記事で、皆さまにシェアさせていただきたいと思います。
始めに
昨日東京国立博物館に行ってきました。
私はメンバーズパスを購入しているので、東京国立博物館によく行きます。
展示替えが頻繁にあるので、毎月何度か行っても、見切れないほどいろいろな展示物を楽しめます。
展示の見方:思考で見る/感覚で見る
展示の見方は人それぞれだと思います。
思考して、歴史や文化的背景と絡み合わせて考えながらみる事も、とても有意義で面白い発見があります。
それと同時に、そういった思考を一切絡めずに、ただ感じた感覚で、展示を見ていく(というか、感じていく)という方法も、重要な発見ができる見方です。
昨日は、思考を絡めずに、できるだけ、「自分の感覚で感じるものを受け取ろう」と意識して、展示を見てきました。
感覚で見たら
アジアの石の仏像を一つずつ丁寧に見ていました。
博物館の仏像は、拝まれておらず、祀られているわけでもないので、ほとんどのものは、おそらくただの物質で、実際の仏様とつながっていないと思います。
しかし、じっくり感覚を通して見ていたら、一つの仏像に何か入っているような感じがしました。目と、額のチャクラの部分に意識を向けて、下から覗き込んだら、「あっ!」と思いました。私は特に見えないものが見える体質ではないのですが、「確かに居るということがわかった」感覚がしたので、たぶん何か入っているのだと思います。
こちらの如来像です↓↓
感覚で見る事/思考で見る事、どちらも必要
美術的な視点から見ても、この如来さまの像は、造形がとても美しく魅力的です。よく見ると石がきらきらと反射して光っていました。
この如来像は、博物館に置かれるずっと前に、多くの人々から大切にされ、人々の願いや感謝を聞いて来た如来さまなのだと思います。ですので、もしかしたら、この如来さまの前で何か言ったら、仏様に通じるかも知れません。
思考にとらわれずに見る事の大切さ
博物館の展示を見る時に、今回はキャプションの説明文を、なるべく見ないようにしました。思考を働かせずに見るためには、文章の情報はかえって、見方や視点を制限するものになります。「自分の感覚で見る練習」をすることは大切です。
大観の松竹梅が、私にとってはとても魅力的に感じられました。
横山大観の作品は、ずっと以前からなぜか好きです。
全体のバランス感覚が抜群に巧みです。それは思考で見てわかったことです。
感覚で見ると、奥行き、空気の密度、場のエネルギー、生命の生き生きとした躍動、大気の気配などが、リアルに感じられます。虚構の世界であるのに、実体の或る世界であるように感じます。
大切なのは、立体的に臨場感を持った世界を、観客に感じさせることができるかどうかなのだと思います。それは、音楽制作でもまったく同じ事が言えます。
感じる力を高める方法
感じる事は、まず自分が感じようと意識する所から始まります。現代の私たちは、生活に必要なものはだいたい何でも手に入り、天気さえも、天気予報ニュースに頼りきりです。一般的に、感覚は、思考より劣ったものとしてとらえられる傾向にあると思います。すると、何も意識せず生活すれば、感じる感覚は閉ざされっぱなしになります。
感じる事で、心は豊かになっていきます。
そして、感じようとすることで、自分の行動を助けてくれるような、様々な事に気づきやすくなります。
お正月の初詣で、神さまに祈ったことを、神様は一生懸命叶えさせてあげようと、がんばってくれていると思います。その神さまの声をきちんと受け取るためにも、感覚を磨く事は大切です。
感覚は使うほど磨かれる
感覚は、使おうと意識するほど、磨かれていきます。
音楽の感覚が、使うほど磨かれていくのと同じです。
気持ちが良いと感じる所に合わせれば、ぴったり合う音程にチューニングできる事と同じです。何度も、チューニングしようと試みる事が、能力を伸ばすコツです。
終わりに
感覚を使って感じる事を意識して見たら、とても有意義な時間が過ごせました。「心に響いてきたものを受け取る」という事は、豊かな事であり、楽しい事です。今まで気づかなかった事に気づき、出会う事ができたように思います。
これからも、毎日少しずつ感覚を磨く練習を楽しんで続けたいと思いました。
皆さまは感じた感覚を、普段どんなふうに生活に活かしていらっしゃいますか?
最後までお読みくださり、どうもありがとうございます!!
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